児童英語講師を辞めてから、あっという間に4か月が経ちました。
今、ゆっくりした時間を過ごしながら、たまに自分の児童英語講師生活を振り返っています。
忘れないように…
いつか自分がおばあちゃんになった時、
自分の経験をココで見て、
「フフフっ」って元気になれるように、
記録しておこうと思います。
キッカケは区報
2000年の初めごろだったと記憶しています。私は急な夫の転勤と出産のため、実家で過ごしていました。まだ8か月ほどの初孫を抱いた母が区報を読みながら言いました。
「ね~、練馬区の小学校で英語が始まるんだって。先生募集してるわよ。やってみれば?!」
突拍子もない母の一言に、私はやや呆れながら、
「は~?!先生なんてやったことないし、教員免許もないし。人に教えるとかナイから~。赤ちゃんいるし、働くってど~ゆ~こと?」
って返しました。
母はもう一度区報に目をやり、
「でも、英検2級、または6か月以上の海外留学経験者なら大丈夫って書いてあるわよ。」
と続けました。さらに、
「この子なら、私が見ててあげるわよ~。」って。
母がダメ元で履歴書だけでも送ったらどうかと、やけに前向きだったので、私は、どうせ落ちるにきまってる!と思いつつも、母がとにかく折れなかったので、履歴書を送ってみました。
予想を反して、書類審査も通り、面接も全て合格して、春までには担当校も2校受け持つことに決定しました。
2000年・春、思いもしなかった私の第2の人生が急にスタートしました。
私自身も初めて聞いた、「児童英語講師」。それまで外資系企業で、バリバリ働いていた自分からは、想像もつかなかった「先生」人生が始まりました。この生活が20年以上も続くなんて、当時の自分には全く想像できませんでした。